ハイパーネットワーク社会研究所(大分市東春日町、TEL 097-537-8180)が現在、「おおいたIT人材塾」の第5期受講生を募集している。
大分市内各所を会場に6月25日から始まる同講座。県内のIT関連企業やこれから参入を検討する企業・技術者・フリーエンジニア・学生などを集め、技術の底上げや資質向上を目的に開く。大分県の委託事業として同研究所が主催し、今年で5回目となる。昨年は募集人員を大幅に上回る49人が受講するなど人気を集める。
講義は6月から約8カ月間、全9回を予定する。講師には「陣屋」社長の宮崎富夫さん、慶応義塾大学大学院の中村伊知哉さん、「グローバルブレインズ」社長の森俊英さん、「ライフコンサル大分」業務統括部次長の福嶋崇さんら3人を招く予定。
グループワークを中心に、塾生同士が実際に抱えている問題点や課題などを抽出し、アイデアソンやハッカソンなどを行い発表するほか、塾生同士が交流できる場を設けるなど「人材交流の場」創出を図る。
同研究所の芳崎哲也さんは「社内研修とは違い、異業種、起業している人、フリーの人、年齢や技術など全く違う人が集まる。ITの知識をはじめ、講義の回を重ねる中で交流が進み新たなコミュニティーが生まれる場ともなっている。ぜひ多くの人に実感してもらえれば」と呼び掛ける。
受講無料。定員40人。申し込みはホームページで受け付ける。締め切りは5月31日。