大分市が10月20日、観光客への消費拡大を目的に市内免税店をウェブサイト上のマップで紹介する「大分市免税店サイト」を開設した。
大分市中心部に点在する商店街振興組合と百貨店トキハ本店が協力して設置する「大分市中心部一括免税カウンター」の手続き開始に合わせて開設したサイト。個別免税店50店、中心部一括カウンター参加店35店の計85店が参加している。
サイトは日本語のほか、英語、韓国語、中国語(繁体字・簡体字)、フランス語、タイ語の7言語に対応するほか、スマートフォンやタブレット端末にも対応している。
市商工労働観光部商工労政課の佐藤栄介さんは「複数の商店街と百貨店が一括してカウンターを設ける取り組みは全国的にも珍しい。ラグビーワールドカップの会場になるなど、今後外国人観光客が増えることが予想される。大分市が一体となって受け入れる体制作りの一つになれば」と期待を寄せる。
市は現在、登録希望店(新規店のサイト登録は6月と12月)を募集している。