別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)の留学生らが11月16日、大分県の魅力をPRするプロモーション映像をインターネットなどで公開した。
県の委託事業での映像制作は今年で3回目。「県観光のPR」「大分への留学生誘致」をテーマに学生から企画案を募集し、審査を通過した2チームの2作品を制作。映像は大分の「観・動・食・休」を体験するものや、卒業式前に留学中の思い出を振り返る内容で、九重“夢”大吊橋(九重町)、鉄輪温泉郷(別府市)、由布岳などを舞台に9カ国15人が参加している。
県国際政策課の和田隆志さんは「留学生の生活の一部や観光についてなど、何度も見に来たくなるような映像となっている。完成度も非常に高く学生が作ったものとは思えない。多くの人に見てもらい大分の魅力をPRできれば」と期待を寄せる。
今後、ベトナム、タイ、韓国など5カ国語の字幕入りも公開する予定。県人会の海外拠点や県の広報ツールとしても活用する。映像はユーチューブで公開している。