大分の若草通り商店街(大分市中央町)で3月15日、第3回家紋まつりが開かれる。
3日に設置された大分市若草通りの未使用時に中が透けて見えるトイレ
同イベントは「日本文化の家紋を活用して何かできないか」と若草通り商店街協同組合(中央町2、TEL 097-534-8222)が発案。「日本で初めての家紋を活用した祭り」として開催した。同組合は今月3日にも、誰も使用していない時は中が透けて見える「スモークdeトイレ」を設置するなど地域活性化に力を入れている。
榊原副理事長によると「日本伝統の家紋で町おこしのイベントをしたかった。通りは安全、安心が当たり前。まだまだ街づくりに力を注いでいきたい」と意気込む。
開催日には家紋をあしらったちょうちんが飾られ、通りの入り口には大ぢょうちん「ゴールド家紋ゲート」も飾られる。着物を着て来場した人には先着で景品を用意し、国際交流で訪れた外国人約20人に着物の試着体験を行うなど、日本の伝統文化に触れるイベントを多く実施する。
「最近は日本の伝統文化が疎遠になりつつある。この機会に日本の伝統に触れてほしい」と実行委員長の小城さん。
開催時間は11時30分~17時。各イベントへの参加申し込みは同組合で受け付ける。