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大分市の大分川ダムで月食ショー 皆既食×火星×水面の月

大分川ダムの上空に浮かぶ月と火星(28日4時23分撮影)

大分川ダムの上空に浮かぶ月と火星(28日4時23分撮影)

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 満月が地球の影に入る「皆既月食」が7月28日の明け方に起き、大分市内では南西の空に赤銅色に染まった月が浮かんだ。

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 国立天文台によると、月は3時24分に欠け始め、皆既食は4時30分から始まった。天候に恵まれた大分では約1時間にわたり欠けていく過程を観察できた。月の横では15年ぶりの大接近という火星も輝き、二つの天体の「共演」も見られた。

 大分市の七瀬川上流で整備している大分川ダム(大分市下原)の上空では、神秘的な天体ショーが繰り広げられた。国道442号と第2展望所を結ぶまんじゅう大橋からは、欠けていくさまと水面に映る月、寄り添うように輝く火星を一度に見ることができた。月は皆既食の直後に雲間に隠れた。

 同天文台によると火星と地球の最接近は7月31日で距離は5,759万キロメートル。9月上旬までマイナス2等を超え、観察しやすい時期が続く。

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