大分県産の鶏肉や鶏卵、地鶏を食材に使ったフェアが8月17日、県庁新館13階の「レストランぶんご」(大分市大手町3、TEL 097-538-1690)で始まった。
大分県養鶏団体連絡協議会(奈良祝伸会長)が「鶏肉王国大分」を掲げ、消費拡大を目的に実施。県のブランド地鶏の「豊のしゃも」や「おおいた冠地どり」、県産の鶏卵を使ったオリジナルメニューを同レストランのランチバイキング(750円)で提供する。大分県の鶏肉消費量は全国5位。
シャモの素質を50%受け継ぐ「豊のしゃも」は脂肪が少なく、締まりがあり、上質なこくと味わいを楽しめる。烏骨鶏などを交配した「おおいた冠地どり」はうま味と柔らかさが特徴。
今回は9種類のメニューを日替わりで用意。「豊のしゃも」は「炭火焼き風」(17日・21日)、「すき煮」(17日)、「黒酢炒め」(20日・22日)、「鶏飯」(23日)の4種類。「冠地どり」は「キーマカレー」(期間中毎日)、「鶏飯」(20日・22日)の2種類。ほかにも県産鶏肉の唐揚げ(17日・23日)、新鮮鶏卵の卵焼き(期間中毎日)、煮卵(同)も通常メニューに加える。
初日の17日は関係者が訪れ、食堂内にパンフレットを置き、のぼりを立ててアピールした。大分市内の60代女性は「フェアを知らずに来たので得した感じがした。鶏肉は柔らかかったり食べ応えがあったりしておいしかった」と笑顔で話した。試食に参加した広瀬勝貞県知事は「丹精込めて作った鶏肉や卵を使っただけあってどのメニューもおいしかった。ぜひ味わって、大分の鶏肉をどんどん買ってほしい」と呼び掛けた。
フェアは今月23日まで。ランチタイムは11時30分~14時。土曜・日曜定休。