大分市の「どこでもコンサート in 大分城址公園仮想天守イルミネーション」が8月24日夜、大分城址公園(大分市荷揚町4)で開かれる。
気軽に音楽を楽しんでもらう目的で2008年に始まった夜のミニコンサート。入場無料で年9回開催。子ども連れや高齢者が来場しやすいように主に公民館や市民センターなどを会場としている。
本年度5回目の開催は「夏休み特別企画」として屋外で実施。同公園で2017年12月から行われている府内城の再現イルミネーションをバックに、アマチュアフォークバンド「DEAR FRIENDS(ディア・フレンズ)」の森進一郎さんと、大分市の音楽ユニット「mimo(ミモ)」が当日のみの「shinmimo(シンミモ)」を結成し、昭和の名曲、夏の歌、オリジナル曲などを披露する。屋外開催は今年から始まった取り組みで、前回(7月27日)の田ノ浦ビーチに次いで2回目。
森さんはフォークグループ「かぐや姫」(初代)のリードギターを担当。解散後に帰郷し、金融機関に就職した。1990年にディア・フレンズを立ち上げ、音楽活動を続けている。「ミモ」はフルートの橋本真紀さん、バイオリンの森有希さん、キーボードの望月佳苗さんのユニット。「クラシックとさまざまなジャンルの音楽と融合」を掲げ、各種イベントに参加している。
24日は4人が約7万球のイルミネーションが輝く中で、「アンダー・ザ・シー」「宝島」「秋の思い出」「どんなときも」「神田川」「見上げてごらん夜の星を」「少年時代」の7曲を演奏する。会場には200席を用意する。
同市文化国際課では「幻想的な空間で歴史に思いをはせながら、美しいメロディーを楽しんでほしい。夏の思い出づくりになれば」と来場を呼び掛ける。
19時30分開演、20時10分終了予定。入場無料。城址公園臨時駐車場(70台)、市営荷揚中央駐車場(95台)を利用できる。雨天時は旧荷揚町小体育館で開催する。