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大分市中心街の「ロジク・バーホール」 拡大移転で140人のパーティーも可能に

「ロジク・バーホール」を移転オープンした安達さん

「ロジク・バーホール」を移転オープンした安達さん

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 「TO DINING ROGIC BARHALL(トゥー・ダイニング・ロジク・バーホール)」(大分市中央町4、TEL 097-548-5203)が8月7日、大分市の中心街に移転オープンした。

奥のエリアにあるパーティールーム

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 代表は安達了剛(としたか)さん(45)。2015年から中央町3丁目で営業していた「竹西ロジクバー」を表通りに出す形で拡大移転させた。店舗は金物店の倉庫を改修した2階建てで約430平方メートル。旧店舗からは約7倍の広さとなる。1階にカウンター席とパーティー会場、2階には貸し切り個室を用意し、140人の収容が可能。プライベートでの利用からグループの宴会、大規模なパーティーなどさまざまな形での利用に対応する。

 1階(約330平方メートル)はオールバリアフリー。入ってすぐの空間はカウンター席を中心とした前店同様の落ち着いたフロアとなっている。奥のエリアは90席を備えるパーティールームで「立食形式にすれば140~150人は入れる」。4台のプロジェクターを設置し、どの席からでも映像を見られるようにした。2階には30人の貸し切りができるシックな個室を用意。シャンデリアやソファのほか専用のカウンターも設け、ゆったりとパーティーを楽しめる雰囲気に仕上げた。

 安達さんは2006年12月に「A BAR NANDO」(同市府内町2)をオープンして以来、ニーズに合わせて事業を展開してきた。「『50人入る場所はないか』などと聞かれると、どうしてもその要望に応えたくなる性分」で、これまでに規模の異なる3店を開いてきた。今回は「結婚式の2次会」や「子どもと一緒のパーティーなどを気軽に開ける店」というリクエストに加え、「バリアフリー対応や店を広くすることで自分たちが目指すお客さんに喜んでもらえるサービスを実現できる」という思いもあり、移転に踏み切ったという。

 移転後は地域住民、「寝食分離」の観光客、インバウンド(訪日外国人)などの数も増えた。ドリンク類はモモやイチジクを使ったフレッシュフルーツサワー(864円)、モヒート(同)、近年欧州で流行しているというクラフトジン(756円~)などが人気。フードは黒コショウとパルミジャーノのムース風(756円)と生地から手作りの自家製ピザ(972円)などがよく出るという。

 9月から、昼間はパーティールームをカフェとして活用する予定で、マルシェやミニライブの開催も考えている。「お客さんたちの絆をさまざまな形で強める場所にしたい。1人から大人数までいろいろと対応できるので気軽に利用してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は18時~24時。月曜定休。

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