大分市は地域の農林水産物を使った加工品を紹介する「大分市ブランド認証(Oita Birth)」のホームページを開設した。
「大分市ブランド認証制度」は2017年度からスタート。市内の農林水産物などを使った加工品を地域ブランド品として認証する取り組みで、商品を通した市の魅力発信などを目的としている。
認証された加工品はブランドマークの使用が可能となり、ホームページやパンフレットに掲載されるほか、商談会や催事などで認証品としてPRできるようになる。初年度は「戸次のごぼまん」「きむらさんちのやぎアイス」など7事業者の22品を認証した。本年度は8月27日に第1回分として「関の鯛味噌(たいみそ)」「出世関ぶりカレー」など3事業者の6品を新たに加えた。
専用ホームページは8月1日に開設。白とベージュを基調としたシンプルなデザインで、「Oita Birth」の「O」と「B」を使い水引をイメージしたオリジナルロゴを活用した。「トピックス」「Oita Birthとは」「商品一覧」のページを用意したほか、昨年度のパンフレットもダウンロードできるようにした。
「商品一覧」ではこれまで認証を受けた全28品を登録。各ページに写真、製造者、価格、公式サイト、主な取扱店などの情報を載せたほか、外部オンラインショップへのリンクも掲載している。「野菜」「果実」「乳製品」「魚介」「海藻」のカテゴリーで商品を絞り込むこともできる。運営管理を担当する市農政課では「普段使いはもちろん、贈り物にもぴったりの商品がそろっているので見てほしい。事業者の人も認証のメリットが分かりやすくなっているので一度見てもらいたい」と呼び掛ける。
今後はSNSとの連携も視野に充実化を図る予定で、同課では「開設したばかりでまだ情報量は少ないが、今後は催事の様子などの写真やニュースもどんどん載せて育てていきたい」と意気込む。