![「べっぴょん」のLINEスタンプ](https://images.keizai.biz/oita_keizai/headline/1545278485_photo.jpg)
別府市の公式キャラクター「べっぴょん」が12月17日、無料通信アプリ「LINE」のスタンプに登場した。大分市の「Exist Japan(イグジストジャパン)」(大分市末広町1、TEL 050-5892-0368)が制作、販売。16種類のかわいらしいポーズで泉都をPRしている。
主に別府オフィスでオリジナルLINEスタンプ制作サービス「ハピスタ」を展開する同社の独自事業。別府市のPRを目的に着手した。べっぴょん単独でのスタンプ化は初めて。16種類で120円。
9月にデザインなどの使用を市に申請。3カ月の審査期間を経て、今月に入って認可を受けた。購入1回につき31~42円の収益が出るが、今長学社長(35)は「普段お世話になっている別府への恩返し。おそらく赤字」と言う。
指定されたスタイルガイドから表情や動きが異なる16パターンを選び、「ありがとう」「了解です」「いいね!」などのあいさつや相づちをピンク色の文字にして添えた。背景には星や四ツ葉のクローバーなどをあしらった。デザインを担当した女性スタッフは「べっぴょんの持ち味を壊さないようにした。読みやすいよう太めの大きな文字を使った」と話す。
今長社長は自身も積極的に使用しているといい、「べっぴょんのかわいらしさを通して別府の魅力を広めたい。プレゼントにも使えるので、一度見てほしい」と呼び掛ける。
べっぴょんは温泉が大好きなウサギをモチーフに、2013年に誕生。別府市の宣伝部長として温泉文化などを国内外に発信している。前髪と耳は温泉マークで、尻尾は湯の花を表す。趣味は温泉巡り。好物は蒸したニンジン。