ピリピリとした電気を楽しめる足湯「テクノブロ」が12月22日、ガレリア竹町ドーム広場(大分市中央町1)に登場する。鬼塚電気工事(大分市津留六本松、TEL 097-569-3271)などによる一日限定の無料イベントで、商店街のにぎわいづくりに一役買う。
同社が「おおいた光のファンタジー2018」に合わせて展開する「鬼桜プロジェクト」の一環。「湯~園地計画」などを手掛けた清川進也さんと大分県立芸術文化短大のサークル「ideal」の協力を得て制作した、2台目の無料充電ステーション「ONICO(おにこ)」の追加設置を機に実施する。
「電気×足湯×音楽 テクノブロ」として開催。1.8×1.2メートルの足風呂を2つ用意し、電流発生装置をつなげて「敏感な人がピリピリするのが分かるくらい」の微電流を流すという。会場にはイベントのために清川さんが作曲したというテクノミュージックを流し、清川さんがDJトークで会場を盛り上げる。足湯に入った人には口の中ではじけるキャンディーを無料で進呈する。
足湯体験は無料で誰でも利用できる。営業部の橋本宏太郎さんは「足湯や音楽を楽しみながら電気の世界を身近に感じてほしい」と来場を呼び掛ける。
開放時間は12時~17時。
「鬼桜プロジェクト」は災害時の充電サポートなどを視野に展開。スマホ充電用のUSBポート50口と、自家発電機に接続できる機能を備えた実用型アートを制作する取り組み。1台目の「鬼桜」は11月16日に、同広場に設置。充電ステーションのほか、待ち合わせ場所としての役割も担うようになり、「滞留」を生み出す新たなスポットとして定着している。
「ONICO」は同社社員がデザインしたオリジナルキャラクター。「鬼桜」の機能に加え、新たに無料Wi-Fi利用を可能としたほか、顔認識カメラを内蔵し、ボタンを押すと写り手の表情に合わせて「ONICO」の顔色が変わる機能も盛り込んだ。QRコードを読み取ると「ONICO」の4コマ漫画も楽しめる。
「鬼桜」と「ONICO」の設置は2月14日まで。