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「関さば」「宗麟」「高崎山」 空港バスに大分市の「顔」ラッピング

エアライナーにラッピングした全長9メートルの「関さば」

エアライナーにラッピングした全長9メートルの「関さば」

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 「関さば」「宗麟」「高崎山」―。大分市の「顔」をラッピングした大分交通の空港バス「エアライナー」が3月中旬に運行を始めた。大分空港の利用者や、今後ラグビーW杯日本大会に合わせて訪れる国内外の旅行者に市の魅力をPRする。

大分交通の「大分市ラッピングバス」

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 大分市のデザイン原案を基に「関あじと関さば」「大友宗麟とフランシスコ・ザビエル」「高崎山自然動物園」の3種類を用意。同社のエアライナー約25台のうち3台にラッピングを施した。運行期間は10月末までの予定で、各車両とも大分市と空港間を1日平均で2.5往復する。事業費は約650万円。

 バスの全長は約12メートル。「関あじ」号は佐賀関の海の青を背景に、灯台と渡りのチョウ・アサギマダラを取り入れ、左側面に「関さば」、右側面に「関あじ」を配した。魚部分のデザインは約9メートル。

 「宗麟」号は黄色をバックに2人を並べ、「いち早くヨーロッパとの交流を果たした」として「FIRST ENCOUNTERS WITH EUROPE」の英語を併記した。「高崎山」号は山と宣伝部長「たかもん」の緑を基調にデザイン。日本語と英語で「オリなしで野生のサルがすぐそこに!」と同園の特徴をアピールした。

 車内のヘッドレストも3種類を合わせたデザインに新調。大分市の観光PR映像などを見ることができるQRコードも取り入れている。

 4月9日にはJR大分駅に隣接するバス駐車場で3台を集めた披露会があり、関係者にあらためて新車両が紹介された。市商工労働観光部おおいた魅力発信局では「多くの人に大分市の食や歴史などを知ってほしい。W杯大分開催へ向けた沿線住民の機運醸成にもつなげたい」としている。

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