別府の大型連休を盛り上げる「べっぷGWカーニバル」と「べっぷ駅前ストリートマーケット」が5月4日に始まった。初日は好天にも恵まれ、駅前から海沿いの公園までの中心街は市民や観光客らの姿でにぎわった。
両イベントとも有志の実行委員会が主催。毎年5月4日・5日の2日間に「カーニバル」は北浜公園(別府市北浜)で、「マーケット」はJR別府駅東口前の歩道約150メートルを使って開いている。
「カーニバル」は今年で6回目。家族連れらを楽しませるさまざまなイベントを行う催しで、会場には市内の飲食店や雑貨店など21店も並ぶ。4日は洗面器に温泉を入れ、2人一組で手を使わずに運ぶ「大人桶(おけ)レース」などを行った。
「こどもの日」の5日は、10時から別府短大初等教育科の学生による人形劇、子どもダンスチームのステージなどを開催。子ども対象の「桶レース」(14時30分)と「いす取りゲーム」(15時30分)は当日参加できる。実行委員長の尾林大生さんは「5日は子どもが主役。無料で楽しめるプログラムを用意したので気軽に楽しんでほしい」と呼び掛ける。
5回目を数える「マーケット」には、別府市や県内の雑貨店や飲食店など延べ50店が出店。会場には手作りの竹細工やアクセサリー、絵葉書のほか、キッシュ、スパイス料理、ラーメンなどのブースが並ぶ。
今年は、小籠包を販売する「しずく屋」(熊本県南関町)など、初めて県外からの参加があった。実行委員長の江藤二郎さんは「認知度も上がったようでうれしい。さまざまな店が並んでいるので足を運んでのぞいてほしい」と話している。
マーケット開催時間は11時~18時。