ラグビーW杯日本大会の大分開催を盛り上げる「One Rugby, One Oita パレード」が6月8日、大分市の中心街で行われた。市民や高校生ラガーら約2000人が参加。間もなく迎える「開幕100日前」に合わせ、足並みをそろえて大会機運を高めた。
同日に大分県が開く「One Rugby,One Oitaフェスティバル TRY in Oita」の一環。イベントは6月12日の「開幕100日前」に合わせた催しで、パレードのほか、JR大分駅南口の大分いこいの道広場でステージイベントなどを行う。
パレードは12時40分に竹町ドーム広場前をスタート。参加者は「TRY」と書かれた応援用グッズ「クラップバナー」を手にJR大分駅府内中央口までを行進した。お笑い芸人の「スリムクラブ」の真栄田賢さん、元ラグビー日本代表の今泉清さんらも「ラグビーで大分を1つに!」と書かれた横断幕を持ち、先頭に立って列を引っ張った。
同広場では13時30分から開会セレモニーを行い、広瀬勝貞県知事が「大分の熱意で楽しく元気いっぱいの大会にして世界に大分をアピールしよう」とあいさつ。会場に詰めかけた市民らとともに風船を放ち、大会の成功を願った。
8日はトークショーやライブなどのステージイベントを行ったほか、会場には飲食ブース、ラグビー体験ゾーンなども展開。20時からラグビーの試合を上映するパブリックビューイングを行う。22時まで。
9日は「第8回大分県ラグビー祭早明招待ラグビー」が大分市営陸上競技場で行われる。