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「べっぴょん音頭」で別府をアピール ゆるキャラ「べっぴょん」の動画公開

「べっぴょん音頭」動画のワンシーン

「べっぴょん音頭」動画のワンシーン

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 別府市のゆるキャラ「べっぴょん」が活躍するオリジナル映像が、6月15日から動画投稿サイト・ユーチューブで公開されている。スターの座を目指すべっぴょんが市民と共に「べっぴょん音頭」を制作し、公開するまでをたどる奮闘記。企画した実行委員会では「べっぴょんのかわいらしさ、別府の魅力、音頭の楽しさを詰め込んだので見てほしい」と呼び掛けている。

「べっぴょん音頭」動画前半部のワンシーン

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 別府市とべっぴょんのPRを目的に有志が実行委員会を立ち上げ、昨年秋から制作に当たってきた。2014(平成26)年に公開された「べっぴょん音頭」を題材に、別府市在住の漫画家・平田京子さんが脚本と絵コンテを書き上げた。撮影と映像制作は大分市の「グッドラックス」。歌い手の斉藤扇里さん、踊り担当の「べっぴょん娘withS」ほか多数の市民らが登場する。4分54秒。

 動画は「べっぴょんが人気者になるまでの物語」として公開した。前半は、べっぴょんが営業活動、楽曲制作、衣装作りに走り回る約半年間の姿を紹介。後半で「べっぴょん音楽隊」が観客の前で音頭を披露する内容となっている。最後の「オチ」のシーンには長野恭紘市長も登場する

 昨年11月から今年1月にかけて別府市の協力を得て、観光地の海地獄や血の池地獄、梅園温泉、ゲストハウス「In Bloom Beppu」、喫茶店「茶房たかさき」、青山保育所などを巡り、各地で市民に参加してもらいながら撮影してきた。べっぴょんと観客が一体となるステージシーンの撮影には約60人のエキストラが駆け付けた。

 完成と公開を受けて実行委員長の斉藤由恵さんは「多くの人に協力してもらい、その数だけ応援をもらうことができた。とにかくうれしい」と感激した様子。演出と編集を担当したごとうしょうしさんは「覚えてもらい、親しんでもらうことを念頭に制作した。べっぴょんの魅力をあらためて伝えられる作品になったと思う」と話した。

 今後、イベント参加時などに動画視聴を呼び掛けていく予定。斉藤さんは「別府は温泉の町であるとともに、アーティストの町でもある。べっぴょんを座長とする音楽隊で別府を盛り上げ、広める活動をしていきたい」と意気込んでいる。

 べっぴょんは温泉が大好きなウサギをモチーフに、2013(平成25)年に誕生。別府市の宣伝部長として温泉文化などを国内外に発信している。「べっぴょん音頭」は別府の名所を背景にべっぴょんの好物などを紹介する数え歌。

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