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別府市の本願寺別府別院で「お坊さんが本気で考えた肝試し」今年も 

鏡越しに来場を呼び掛ける佐藤さん

鏡越しに来場を呼び掛ける佐藤さん

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 肝試しイベント「三悪道(さんまくどう)」が7月28日、別府市の本願寺別府別院(別府市北浜3、TEL 0977-22-0146)の本堂内で開かれる。キャッチコピーは「お坊さんが本気で考えた お寺できもだめし」。

肝試しでは真っ暗になる本堂裏の廊下

 26日から始まる「べっぷ火の海まつり」の関連イベントで4年目。寺に訪れたり仏壇の前で手を合わせたりする機会が減っている若年層に「仏」を体感してもらう目的で開いている。本気度を感じさせるコピーが受け、例年500人以上が訪れるという。

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 本堂を囲む渡り廊下や小部屋を使い、悪行を重ねた人間が死後に行くという「三悪道」の世界をイメージしたコースを作る。来場者は愚かな姿の「畜生」、むさぼりを繰り返す「餓鬼」、説教をする「赤鬼」などが待ち受ける順路を進み、最後に本堂で僧侶とともに合掌する。途中、ひつぎに入ることがきる「入棺体験」のエリアも用意する。1周約10分。驚かす役は僧侶と立命館アジア太平洋大(APU)の留学生ら約20人。

 今年はコースに冷気を送るクーラーを導入。人形やひつぎといった驚かせるための備品も増やし、パワーアップして出迎える。企画を考えた佐藤淳心さん(43)は「準備はいろいろ大変だが、毎年、予想以上に楽しんでくれるので、つい、力も入る」と話す。

 過去の開催はいずれも好評で、肝試しをイベントとして楽しむ子どもや若者のほか、説教を楽しみに来場する大人もいるという。佐藤さんは「怖いものを見て畏怖を感じることで、誰もが持つ心の汚い部分を省みるきっかけにしてほしい」と話している。

 開場時間は15時~20時。当日は整理券を配布する。入場料はさい銭。

 「べっぷ 火の海まつり」は26日~28日、別府市の中心街で開かれる。別府駅周辺でビアガーデンや夜市、海門寺公園で屋台村、スパビーチでは花火大会などがある。

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