ラグビーワールドカップ日本大会の「ビューイング熱」は大分市のまちなかにも波及。中心街の町会や商店街では、19日から大分で行われる準々決勝や20日の「日本対南アフリカ」の大一番に備え、急きょ街頭テレビを設置した。
大分市都町連合会はジャングル公園(大分市都町)にテレビ4台と200席を用意した。ビール、唐揚げ、焼きそば、フライドポテト、焼き鳥など500円均一の屋台も並べた。町内会による独自開催で、屋台の売り上げをモニター、音響、テーブル、椅子、発電機などの費用に当てるという。持ち込みも自由とする。
19日は、19時19分試合開始の「ニュージーランド対アイルランド」(東京スタジアム)を上映。昭和電工ドーム大分で行われた「イングランド対オーストラリア」の観戦客らでにぎわい、準決勝進出を決めたイングランドのファンがビールで祝杯を挙げるなどしてにぎわった。
実行委員長の松浦栄太馨さんは「明日の日本戦はさらなる盛り上がりに期待したい。駅周辺の熱気をここまで呼び込めれば」と意気込む。
20日は15時開場。昭和電工ドーム大分で行われる「ウェールズ対フランス」(16時15分)、東京スタジアムの日本戦(19時15分)を上映する。
このほか、府内五番街商店街振興組合も開催中の「PUBちょんまげ」の会場(大分市府内町2)に大型スクリーンを設置した。20日は13時開場で、ファンゾーンや祝祭の広場のPV会場からの流入に期待する。