![PV観戦で盛り上がる大分市の祝祭の広場(11月1日19時5分撮影)](https://images.keizai.biz/oita_keizai/headline/1572607918_photo.jpg)
ラグビーワールドカップ2019日本大会も大詰めを迎え、「ニュージーランド対ウェールズ」の3位決定戦(東京スタジアム)があった11月1日、大分でもパブリックビューイング(PV)などが行われ、詰め掛けたファンらが大分なじみの両チームに大きな声援を送った。
ニュージーランド(オールブラックス)とウェールズは公認キャンプ地の別府市で合宿。オールブラックスは10月2日の大分開催の初戦に登場したほか、イベントを通して市民らと交流を深めた。ウェールズは9日の予選、20日の準々決勝と昭和電工ドーム大分の2試合に勝利、強くたくましい赤いジャージー姿を大分のファンに印象付けた。
別府市のトキハ別府店(別府市北浜2)センターモールには大型テレビ2台が設置され、両チームを応援する市民らで盛り上がった。前半から試合を優位に進めるオールブラックスの戦いぶりに市内の30代女性は「交流イベントを見に行ってファンになった。最後は勝利で終えてほしい」。市内の飲食店でウェールズファンと一緒に酒を飲んだという40代男性は「今大会でウェールズについて詳しくなったので応援したい。最後まで諦めずに頑張ってほしい」とエールを送った。
大分市の祝祭の広場(大分市府内町1)のPV会場も大勢のファンらでにぎわった。これまでのベンチ席に加え、新たに用意したパイプ椅子約300席もほとんど埋まった。試合は力上位のオールブラックスが後半も得点を重ね、40-17で勝利。大分市の大学生は「強いブラックスを最後に見られてうれしかった。ウェールズのトライも熱かった」と笑顔。30代女性は「大きな声を出してみんなで見る空間は最高。明日の決勝もPVで楽しみたい」と話した。
2日の決勝戦「イングランド対南アフリカ」は、横浜国際総合競技場で18時キックオフ。大分では大分いこいの道広場(大分市東大道1)のファンゾーン、祝祭の広場でPVを行う。トキハ別府店の観戦ゾーンでも上映する。
ファンゾーンは11時開場。大分県ゆかりの歌手の錦野旦さん、お笑いコンビのダイノジのステージ、トップリーグ選手トークショーのほか、17時から閉幕セレモニーを行う。