大分市は市を拠点とする大分トリニータ、大分三好ヴァイセアドラー、バサジィ大分のプロスポーツ3チームのホームゲームを1試合ずつ見られる「お試し観戦チケット」のプレゼントキャンペーンを実施している。SNSツールを通して応募のあった100組に「チケットセット」を進呈。市スポーツ振興課は「当選者のアカウントは手作業で照会する。作業が大変になるぐらいの応募を」と呼び掛けている。
官民でつくる「おおいたホームタウン推進協議会」(事務局・市スポーツ振興課、TEL 097-574-6530)の主催で昨年に続いて2回目。サッカーのJリーグ、バレーボールのVリーグ、フットサルのFリーグに所属する3チームのホームゲームにおける継続的な試合観戦の契機提供、同協議会の発信力強化などを目的に行う。
3チームの試合を「横断的に」見てもらおうと、抽選で100組(200人)に計3試合分(計6枚)をセットで進呈する。希望者はインスタグラムかツイッターで、「#タウスポおおいたスポーツ応援宣言」を付けて投稿(ツイッターでは「3チームの試合を無料で観れちゃう」の公式書き込みを引用リツイート)、「おおいたホームタウン推進協議会」のアカウントをフォローした上で、所定の応募フォームに回答する。12月1日締め切りで、大分市民以外でも応募できる。
対象試合は12月7日から来年3月31日までに行われるリーグ戦のホームゲーム。トリニータは12月7日のセレッソ大阪戦(昭和電工ドーム大分)や、来期のホーム開幕戦などが含まれる。ヴァイセアドラーは、今シーズンのホーム初戦となる12月14日の東レアローズ戦(べっぷアリーナ)、12月15日のFC東京戦(同)、来年1月24日の堺ブレイザーズ戦(昭和電工武道スポーツセンター)の3試合。今シーズン好調で2位(11月16日時点)に付けているバサジィは、12月15日の立川・府中アスレティックFC戦(別府ビーコンプラザ)、12月28日の湘南ベルマーレ戦(同)を対象としている。
昨年の応募総数は226件(組)で、当選チケット100組の利用はトリニータ戦67組、ヴァイセアドラー戦53組、バサジィ戦45組で、2試合観戦は33組、3試合観戦は21組だった。大分市スポーツ振興課では「今年は、トリニータはJ1に昇格しバサジィも好調。ヴァイセアドラー人気もじわじわと浸透している。もう少し利用率が上がってほしい」と期待する。
今年の応募受け付けは11月18日から開始。20日(13時現在)までに54件の応募があるという。同課では「生観戦ならではの臨場感や醍醐味(だいごみ)はもちろん、競技ごとに異なる応援スタイルや選手との距離感も楽しんでほしい」としている。