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大分市で海自数学教官がセミナー パイロット候補生の先生、「数学は簡単で面白い」

大分市でセミナーを開く佐々木さん

大分市でセミナーを開く佐々木さん

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 海上自衛隊小月航空基地(山口県下関市)の数学教官・佐々木淳さん(39)のセミナー「身近なアレを数学で説明してみる」が11月23日、大分市の府内センタービル ガーデンプラザ会議室(大分市府内町1)で開かれる。パイロット候補生の先生が「役に立つ簡単で面白い数学」について語る。

 佐々木さんは宮城県仙台市出身。東京理科大卒、東北大大学院理学研究科修了。予備校講師を経て現職に就き、航空学生(パイロット候補生)に数学を教えている。数学への興味を促す目的で今年1月には「身近なアレを数学で説明してみる」(サイエンス・アイ新書)を出版した。

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 2011(平成23)年の東日本大震災の津波で実家が流され、多くの友人を亡くした過去を持つ。「自分たちが生きている時間は、誰かが生きたかった時間」とあらためて気付き、震災現場で汗を流す自衛隊仲間や教え子のパイロットの姿にも心動かされ「自身や自衛隊の活動を伝えていきたい」と考えるようになったという。

 今回は観光などで何度も訪れ、親しみのある大分の人に話を聞いてもらおうと自ら主催者となって開催。中学生が教わるレベルの内容で、「数学の勉強方法を教わりたい」「生活に役立つ数学を知りたい」「子どもに教えたい」「数学を学び直したい」といった中高生やその保護者、数学を苦手とする社会人らを対象とする。

 紙コップの形状を数学的に説明するほか、2次関数と防災の関係ついて独自の視点で語る。「割引とポイント還元はどちらが得か」「全員の目が開いている集合写真を撮影するには何回シャッターを切ればよいか」といった日常に役立つ話も用意する。「数学は面白くて簡単ということを実感してほしい」と佐々木さん。

 講義時間は11時~12時(10時40分開場)。聴講無料。定員は先着30人。会場の都合で椅子は15席のみで、残りは立っての聴講となる。専用ホームページから申し込む。空きがあれば当日参加可能。

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