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大分県で「関係人口サミット」 ゲスト&来場者で大分への「新流入口」探る

来場を呼び掛ける担当者

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 各界で活躍するゲストと来場者が大分への新しい「入り口」を探る「関係人口サミットin大分」が2月9日、大分県庁新館14階大会議室(大分県大手町3)で開かれる。

「関係人口サミットin大分」のチラシ(表面)

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 大分県が2018(平成30)年度から展開している広報事業「大分で会いましょう。」の一環。本年度の同事業を締めくくるイベントとして初めて開催する。地域と多様な形でつながる人々を指す「関係人口」をテーマに、ゲストによるトークと来場者を交えたディスカッションを行う。

 ゲストは「ソトコト」編集長の指出一正さん、「LIFULL HOME’S総研」所長の島原万丈さん、「流動創生」の荒木幸子さん(以上東京)、一般社団法人「まるオフィス」の根岸えまさん(宮城)、小布施町地方創生推進主任研究員の大宮透さん(長野)、ローカルジャーナリストの田中輝美さん(島根)、デザイン事務所「星庭」代表の福田まやさん、九州アイランドワーク社長の馬渡侑佑さん(以上大分)の8人で、それぞれが地域の関係人口創出などに関わっている。一行は2月7日に大分入りし、7日から8日かけて別府駅周辺、鉄輪温泉、大分市中心街を巡る。

 9日のサミットは指出さんが進行役を担当。13時からゲストの紹介を行った後、それぞれが得た大分の印象、移住経験などを軸にトークを展開する。14時40分からは会場を交えたディスカッションを開催。来場者の質問や意見を吸い上げながら「大分版」関係人口創出についての可能性を探る。

 入場は無料だが事前申し込みが必要。定員は150人(先着順)で、事務局の県広報広聴課(TEL 097-506-2094)によると1月15日現在で約50人の申し込みがあるという。同課では「市町村の職員、商店主、学生、個人などそれぞれに落とし込めるヒントが出ると思う。幅広い層の参加を期待したい」としている。

 「大分で会いましょう。」は、移住につながる「関係人口」の増加を視野に入れた中長期の取り組みで、初年度は県外の著名人に大分の魅力を拡散してもらうツアーイベントを軸に展開した。本年度は佐伯のすしをテーマにしたリサーチプロジェクト、大分の食や文化を楽しむ「OPAMで会いましょう。」、東京では大分ゆかりの人が情報を共有するミーティングイベントなどを行っている。

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