JRおおいたシティの温泉施設「シティスパてんくう」(大分市要町1、TEL 097-513-2641)は「露天風呂の日」の6月26日、「アミュプラザおおいた」のレシートを提示すると入館料を「260円」引きにするサービスを行う。「コロナ疲れ」を癒やしてもらう取り組みで、大人は1,340円、子どもは640円で利用できる。
JRおおいたシティの21階建てビルの屋上にある天然温泉。地上から80メートルの高さにあり、露天風呂からは湯船につかりながら大分市街の景色を眺望できる。
「ふろ(26)」にかけて利用料金を割り引くイベントは初の試み。「露天風呂からの絶景を楽しみ、コロナで疲弊した心と体を癒やしてもらえたら」と企画した。
レシートは当日発行であれば金額は問わない。同一グループであれば1枚で複数人の利用も可能。受け付け時に提示があれば、通常料金の1,600円(小学生以下は900円)から割り引く(3歳以下無料)。次回の利用時に使える10%オフ券も進呈する。
このほか「カフェバーてんくう」では生ビールを1杯500円(通常660円)、健康茶やハーブティーを1杯260円(同350円)で提供する。
同施設は新型コロナウイルスの感染拡大防止で4月18日から5月17日まで休館していた。館内の除菌や消毒を徹底し、サウナ室の定期換気、岩盤浴やクールスパの利用人数制限などの対応を講じて再開。「温泉を控えていた人たちが安心して利用してもらえるよう工夫している」とする。
同日から、露天風呂のうち「高濃度炭酸泉」の温度を通常の38度から2度下げた36度の「ぬる湯」もスタートする。林和明支配人は「開館直後の早い時間はゆったりと楽しめる。昼の眺望、夕焼けの景色や夜景もそれぞれに美しい。コロナを忘れて開放気分にひたってもらえれば」と話す。
当面の営業時間は、日曜~木曜=11時~22時、金曜・土曜=11時~24時。