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別府市の起業家8人オンラインで「夢」発表 支援企業、視聴者、夢語るゲスト募集

「ONE BEPPU DREAM AWARD 2020 起業・創業部門」視聴者募集

「ONE BEPPU DREAM AWARD 2020 起業・創業部門」視聴者募集

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 別府で夢の実現を目指す起業家を支援するイベント「ONE BEPPU DREAM AWARD 2020 起業・創業部門」が10月2日、オンラインで開催される。別府市は現在、サポーター企業・パートナーと一般視聴者、会場で夢を語る「ドリームゲスト」を募集している。

視聴を呼び掛ける小島さん(左)、塩見さん、丸山さん

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 市主催の「市民・学生大同窓会」の企画で2回目。別府市コミュニティセンター多目的ホール(別府市上野口町)で開く。最終選考会を通過したファイナリスト8人が「私たちは別府で叶(かな)えたい夢がある」をテーマに考えたビジネスモデルを、動画投稿サイト・ユーチューブのライブ配信で発表する。

 16時配信開始。16時30分から順にプレゼンテーションを行う。持ち時間は1人5分。17時30分からサポーター企業とのマッチング結果、ドリームゲスト賞、サポーター賞を発表する。18時閉会。

 ファイナリストは33人のエントリーの中から選出。それぞれが温泉、観光、人、アートといった別府の資源の可能性を活用した案を用意している。

 塩見泰美さん(45)は、人口や利用者の減少で衰退する地域の温泉で弁当や野菜などを販売する「温泉コミュニティ」のプランを発表する。「温泉は互いの状況確認もできる大切な場所。そこを守っていくために熱い思いを届けたい」と意気込む。丸山征一郎さん(58)は別府の街を舞台とした「リアルすごろく」のアイデアを形にした。「親子で目的地以外の場所を旅して新たな発見を楽しんでほしい」と話す。

 新型コロナウイルス感染防止の観点から会場への入場は、事前登録したサポーター企業・パートナーに限定している。サポーター企業は民間企業、金融機関、起業家支援団体などが対象で、共感したファイナリストのビジネスモデル実現へ向け、金銭、人的サポート(交流や紹介)、案のブラッシュアップなどを行う。

 「ドリームゲスト」も事前応募が必要。専用サイトの応募フォームに「別府で叶えたい夢」を200文字以内で書き込む。当日選ばれた1人にANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパプレミアムルーム朝食付き無料宿泊券(1組2人)を進呈する。一般の視聴も専用サイトから申し込める。

 実施主体の「別府市産業連携・協働プラットホームB-biz LINK(ビービズ・リンク)」(末広町1、TEL 0977-76-5205)の小島健一さん(45)は「ビジネスマッチングの好機。起業したいという思いを咲かせてあげたい」と話す。「参加者の熱意を多くの人に感じてほしい。学生など若い人たちに別府市にはチャンスがあることを知ってほしい」とも。

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