大分市の中心街のガレリア竹町ドーム広場(大分市中央町1)に9月25日、手軽に体温を測定できる「検温ステーション鬼桜」が登場した。
大分県の「ウィズ・アフターコロナ時代のテクノロジーによる課題解決促進事業」の一環。委託を受けた鬼塚電気工事(大分市津留六本松、TEL 097-569-3271)が250万円をかけて設置した。
同社が今年2月まで広場に設置していた、スマホ充電用のUSBポートを備えたキャラクターと桜のオブジェ2基を活用。検温用の「ONICO」に取り入れたサーモグラフィー付きのカメラで感知し、「鬼桜」のLEDパネルに測定結果、日付、「あんしんID」を表示する仕組み。38度以上と感知すると「鬼桜」が赤く光る。
1人ずつ検温してもらう目的で「ONICO」の前にはゲートを設置。検温開始のボタンも非接触型のセンサータイプとし、「鬼桜」も離した場所に設置した。
LEDパネルは「鬼桜」を囲う形で取り付けてあり、専用のツイッターアカウント「大分市街のお得な商品情報お届けします」と連動して、商店の情報や「あんしんID」を活用した特典などを表示している。店舗の利用は無料。専用サイトからの登録が必要。
同社営業部では「検温を楽しみながら日常化できれば。街に戻って来てもらう足掛かりにもしたい」としている。
利用時間は9時~22時。来年3月31日まで。