大分市の春日神社(大分市勢家町4、TEL 097-532-5638)で12月29日、年末恒例の大しめ縄の取り付け作業があった。
しめ縄は長さ約7メートルで重さ約180キロ。勢家町の氏子ら約20人でつくる「春日神社しめ縄会」が約1ヵ月かけて作った。
同会会員らが作業に当たった。高さ約3.5メートルの社殿の梁越しに引き上げ、左右のバランスなどを確認しながらしめ縄を張った。会をまとめる村上正信さん(91)は「色合いも形も例年通り。良い出来」と笑顔。
同神社には例年およそ約30万人の初詣客が訪れるが、今年は新型コロナウイルスへの対応として、混雑を避けての参拝を呼び掛け、破魔矢などの縁起物も21日から販売している。宮本隆之宮司は「今年は常ならぬ年だった。来年は平常の年であることを願う」と話す。