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大分市高崎山のサル選挙で赤ちゃん「エール」戴冠 女王「シャーロット」は3位

「人気ザル」部門を制したエール(高崎山自然動物園提供)

「人気ザル」部門を制したエール(高崎山自然動物園提供)

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 大分市の高崎山自然動物園(大分市神崎、TEL 097-532-5010)は1月23日、「2020TNZ選抜総選挙」の結果を発表した。「人気ザル」部門は今年度の第1号赤ちゃんのエール(雄、0歳)が制した。5度目の栄冠を目指したシャーロット(雌、5歳)は3位だった。「イケメン」部門はゴロー(推定14歳)が2年ぶり2回目の頂点に立った。

「人気ザル部門シャーロット3位」には驚きの声も

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 2012年から実施しているサルの人気投票イベント。今回は雌と子ザルが対象の「人気ザル」、雄の「イケメンザル」の両部門10匹ずつを候補としていた。

 人気ザル部門の有効投票数は808票で、このうちエールは269票を獲得した。2位サヤカ(27歳)は195票。2015年に英国王女と同じ名付けで話題になり、過去に4度1位を取っていたシャーロットは145票にとどまった。

 イケメン部門の有効投票数は727票で、ゴローは187票だった。2位は123票のマルオ、3位は73票のマクレーン。

 23日は、10時から同園入り口で結果発表を行った。投票数の少ない順に名前が読み上げられる中で、人気ザル部門の3位でシャーロットの名が出ると、集まった報道陣などから「おーっ」という驚きの声が上がった。

 エールは2020年4月19日生まれ。名前には「コロナに負けずに頑張っていこう」という願いが込められている。投票結果を受けて同園は「コロナ禍であらためてエールに思いを託そうとした人が多かったのでは」とした。

 投票は昨年12月19日から約1カ月間、園内や園のホームページで受け付けた。

 会場では大分市消防局が募集していたサルのマスコットキャラクターの名前が「けしモン」に決まったことも発表された。消火「消(けし)」とモンキーの「モン」を由来とするネーミングで、有効投票数316票のうち81票を獲得。2位は「えんの助」(73票)、3位は「もんキュー」(61票)だった。

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