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別府市の展示温室でカエンボク開花 朱色の輪、あでやかに

別府市の展示温室で開花したカエンボク(2月2日13時45分撮影)

別府市の展示温室で開花したカエンボク(2月2日13時45分撮影)

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 大分県農林水産研究指導センター農業研究部花きグループ(別府市鶴見、TEL 0977-66-4706)の展示温室で、熱帯植物のカエンボクの開花が始まった。あでやかなオレンジ色の大きな花を枝先に咲かせ、訪れた人の目を楽しませている。

チューリップのような花を咲かせるカエンボク

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 熱帯アフリカ原産。ノウゼンカズラ科の常緑高木で高さ15~20メートルになる。チューリップ形の朱色の花が特徴で、ホウオウボク、ジャカランダと共に世界三大花木とされる。

 温泉熱を利用した展示温室は、冬場でも10度以上の暖かさを保つ。カエンボクは高さを抑え、横に広がるように育てている。

 1月下旬に開花。2月2日現在、3メートルの高さの枝先に10輪ほどが輪を作るように咲いている。「県内で、ほかに咲いている所はないのでは」と担当者。

 展示温室では約150種の熱帯植物を栽培。熱帯アメリカ原産のオオミノトケイソウなども開花している。展示温室のほか、花木を中心とした屋外の植物園も通年開放。9時から16時まで自由に見学できる。

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