大分県産カボスの果汁を使った低アルコールのフルーツビール「かぼすラードラー」(330ミリリットル、427円)の販売が今年も始まった。製造・販売するベアレン醸造所(岩手県盛岡市)によると、3年目の今年は国内のほか、初めて米国でも販売する。
ラードラーはビールをかんきつ果汁で割ったアルコール飲料。一般的にはレモンを使用する。「かぼすラードラー」(アルコール分2.5%)は専用ビール(アルコール分5%)とカボス果汁を1対1の割合でブレンドしており、カボスの爽やかな風味とすっきりとした味わいが特徴となっている。原料に「あねさん工房」(豊後大野市)の100%カボス果汁を使う。香料無添加。
2019年5月に4万本を初めて発売。2020年は5万本を販売した。過去2年の人気ぶりから今年も継続して3万本を製造、出荷。岩手県、大分県を中心とした国内のほか、米国ニューヨーク市の店舗でも600本を販売する。大分県内ではスーパー、百貨店、宿泊施設、道の駅などで購入できる。
4月26日はベアレン醸造所の嶌田洋一専務と同社にカボスの魅力を紹介した前大分県マーケティングアドバイザーの村上健太さんが大分県庁を訪れ、佐藤章農林水産部長らに販売開始を報告した。
嶌田専務はラードラーの歴史やカボス版の開発に至る経緯などに触れ、「発売を待っている人がいる商品になった。海外でも注目されているように今後も人気が広がっていけば」と期待を込めながら説明。佐藤部長は「アルコール分が低いので飲みやすいと思う。ニューヨークでもヒットするよう一緒になってPRしていきたい」と話した。