大分市の田ノ浦ビーチ(神崎)で7月1日、海開きがあった。関係者らが海水浴場の安全を祈願し、神崎小学校の子どもたちが初泳ぎを楽しんだ。
レストハウス内で神事を行い、田ノ浦海水浴場運営協議会の星野明彦会長や佐藤樹一郎大分市長らがあいさつ。神崎小の大窪紫央里さん(6年)が「砂浜も水もとてもきれい。ビーチを汚さないように利用したい。あと少しで夏休みが始まるので安全に気を付けて行動していく」と宣言した。同地区に伝わる「扇踊り」の舞もあった。
海開きには1年から6年まで約60人の児童が参加。水泳帽をかぶりライフジャケットを身に着け、掛け声とともに一斉に砂浜を駆け出した。
大分市の11時現在の気温は22.5度。小雨も交じる天候となったが、海水温は24度を超え、子どもたちは泳いだり水を掛け合ったりして初泳ぎを満喫した。5年生の男児は「入ったら寒くない。それ以上に楽しい」と笑顔で話した。
遊泳期間は8月31日まで。期間中9時から17時までライフセーバーの監視員が付く。無料駐車場、無料屋外シャワーあり。ロッカーと温水シャワーは有料。