大分・臼杵市の国宝臼杵石仏(臼杵市深田)のハス畑でピンクや白の花が見頃を迎えている。凜(りん)とした花姿で雨中に立ち並び、訪れた人の目を楽しませている。
ハス畑は2000(平成12)年から植栽が始まり、現在、約4400平方メートルの広さに5種類約1万本が植えられている。畑の中には板張りの遊歩道や休憩所も整備されている。
ハスは午前中に開花する。9日は朝からの雨にもかかわらず、写真愛好家らが姿を見せた。北九州市を4時に出発したという女性は「去年はコロナ禍で断念した。2年ぶりの観賞となるが、やはり見応えがある」と笑顔で話した。
入場無料。無料駐車場あり。開花情報などは「国宝臼杵石仏」のホームページで確認できる。