大分県を含む九州北部地方(山口県を含む)が梅雨明けした7月13日、豊後高田市の真玉海岸では、雲間からこぼれた夕日の光が干潟を照らす光景が広がった。
福岡管区気象台によると、梅雨明けは平年より6日、昨年より17日早い。今年は5月15日ごろ、過去2番目の早さで梅雨入りしており、梅雨の期間は約2カ月に及んだ。
周防灘に面する真玉海岸は国東半島の北西部にあり、国道213号・通称「恋叶(こいかな)ロード」沿いに広がる。日没と干潮時刻が重なる時期に出現する幻想的な光景は「日本の夕陽百選」にも選定されている。
日の入りは年間で遅い時期に当たり、真玉海岸は19時30分ごろ。海岸一帯は19時前から黄金色に染まり始め、黒い砂地とのコントラストが訪れた人を魅了した。