8月に東北地方で開かれる「第49回日本リトルシニア日本選手権大会」に出場する、大分市の中学硬式野球チーム「大分東リトルシニア」の選手と監督らが7月15日、大分市役所を訪れ、佐藤樹一郎市長に健闘を誓った。
6月に宮崎市で開かれた九州予選で決勝まで勝ち上がり、熊本東と共に九州連盟に与えられた2枠を勝ち取った(決勝戦は雨天中止)。同大会への出場は2001(平成13)年の発足以来、初めて。
市役所には選手20人と岡村泰岳会長、武石浩一郎監督が来訪。佐藤市長が「思う存分に活躍してほしい」と激励すると、秋吉颯主将(王子中3年)が「感謝の気持ちを忘れず、全員野球でまずは1勝を目指したい」と意気込みを語った。
チームは大分市、別府市、竹田市、由布市などの52人で構成。「文武両道」を掲げ、練習日は土日祝日のみに限定している。武石監督は「全国でも自分たちの考える野球を展開したい」。岡村会長は「打線は強く、エース級もそろっているので自信を持って戦ってほしい」と期待する。
大会は8月1日に開幕。仙台市民球場などを舞台に全国32チームがトーナメントで争う。大分東の初戦は8月2日で、きらやかスタジアム(山形市)で水戸(関東)と対戦する。