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JFLヴェルスパ大分、ホームで松江シティFCとドロー リーグ前半6位でターン

前半19分、先制ゴールを決める利根選手

前半19分、先制ゴールを決める利根選手

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 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)第17節は7月18日、6試合があり、ヴェルスパ大分は日田陸上競技場で松江シティFCと対戦し、1-1で引き分けた。リーグ前半戦を7勝4分5敗(勝ち点25)で終え、暫定6位で折り返した。

前半戦を6位で終えたヴェルスパ

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 大分は前半19分、ゴールキックを左サイドで奪ったFW利根瑠偉選手がMF吉田直矢選手へつなぎ、折り返しのパスを左上に決めて先制した。後半も立ち上がりからボールを支配したが、33分に左サイドでボールを奪われるとそのままカウンターから失点し、追い付かれた。

 山橋貴史監督が開口一番、「勝ち点3は取りたかった」と振り返る「悔しい」一戦となった。前半からラインを上げてプレスをかけるヴェルスパサッカーを徹底。シュート数も19本(前半11本、後半8本)と、松江の8本(4本、4本)を大きく上回ったが勝ち点は1にとどまった。

 近5戦は2分3敗。運動量の落ちたところを狙われ、カウンターや飛び出しに対応できないまま失点を重ねるパターンが続いていた。「自分たちのスタイルは他チームに知られているので、仕方がない部分でもある」と山橋監督。この日は「逃げ切るゲームプラン」として、後半26分過ぎから5人を代えてフレッシュな布陣に組み替えたが、うまく機能しなかった。

 前半戦終了時に想定していたという勝ち点30には届かなかったが、課題も明確になった。山橋監督は「個々のスタミナやスキルのベースアップはもちろん、ベンチワークも再考しないと」とする。

 リーグ後半の初戦は8月21日。アウェーで高知ユナイテッドSCと対戦する。「1カ月間が空くのでリフレッシュできる」と篠原宏仁主将。「夏と冬、攻めと守りと、これからはさまざまなことを考えたゲームプランも重要になってくる」

 リーグと並行して戦ってきた天皇杯では4回戦まで勝ち上がっている。次戦は8月18日で、昭和電工ドームでジュビロ磐田(J2)と対戦する。篠原主将は「勝てばベスト8というすごいところまで来ている。Jのチームと戦えるのはやはりうれしいし楽しい」と意気込み、リーグ戦につながる下克上を目指す。

 リーグ戦首位はいわきFCで勝ち点は35。以下はHonda FC(勝ち点33)、ソニー仙台FC(28)、F.C.大阪(26)、ラインメール青森(同)。試合数はいわきFC、7位のFCティアモ枚方(25)など4チームが1試合少ない。

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