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大分市の立松食育研究所で創作料理無料試食会 テーマは「豊後大野ジオパーク」

沈堕の滝、江内戸の景などから連想した料理を創作

沈堕の滝、江内戸の景などから連想した料理を創作

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 大分市の立松食育研究所(大分市王子西町10、TEL 090-3072-8097)が8月29日、「おおいた豊後大野ジオパーク」を題材にした創作料理の試食会を開く。沈堕の滝、江内戸の景などの名所と地域の特産を掛け合わせた料理2品を無料で振る舞う。

「豊後大野ジオパーク」創作料理試食会を開く立松さん

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 同研究所所長の立松洋子さんは別府大短期大学部食物栄養学科前教授。2013年に豊後大野市が日本ジオパークに認定されたことなどをきっかけに同市の特産を使ったレシピ集を作るなどしてつながりを深めてきた。

 今回は8月31日まで行われているスタンプラリーイベントに合わせて企画。同学科在学生2人と卒業生の研究員4人が、スタンプポイントの原尻の滝、沈堕の滝、江内戸の景、普光寺磨崖仏、出会橋・轟橋、犬飼港跡の6カ所から連想した和食、洋食、スイーツなどを創作した。

 研究員の大坪愛実さんと木元花奈さん(ともに栄養士)は、「沈堕の滝」がある大野町の特産を調べ、竹炭をパン生地に練り込んだ大野豊後牛ハンバーガーを作った。木元さんは「茶葉を使ったソースの配合が難しかったが、バランスの取れた一品に仕上がった」と笑顔で話した。

 同学科2年の成尾泉澄(みずき)さんと甲斐明日香さんは「江内戸の景」から「自然をイメージして」、スパゲティの盛り合わせを考えた。竹炭やサトイモのソースであえたパスタ、サツマイモとマーマレードのソースで仕立てたやせうまなどを小分けにして大皿に盛り付けた。

 試食会は同研究所(通称・ホワイトハウス)のキッチンスタジオで開く。竹炭パンを使ったカナッペ、サトイモのパスタなどを先着30人に提供する。スタジオには料理のもととなった写真も展示する。

 当日はおおいた豊後大野ジオパーク推進協議会の関係者にも試食してもらう予定。立松さんは「地域の名物料理になればうれしい。創作料理を通してジオパークの素晴らしさをたくさんの人に伝えられれば」と話す。

 試食時間は10時~16時。要電話予約。3台分の駐車スペースを用意する。

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