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中小企業の商品開発や販路拡大にクリエーターの力を 大分県が6カ所で無料セミナー

参加を呼び掛ける担当者

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 大分県は、10月から12月にかけて宇佐市、日田市など県内6カ所で「中小企業のためのクリエイティブ活用セミナー」を開く。日本デザイン振興会常務理事の矢島進二さんがクリエーターと協働する価値や全国の活用事例などを紹介するほか、講師や相談員が個別相談に応じる。

「中小企業のためのクリエイティブ活用セミナー」のチラシ(表面)

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 県商工観光労働部経営創造・金融課の主催。全国で、中小企業がデザイナー、建築家、プロデューサーらと協働し、新事業立ち上げ、販路拡大、価値を高めた商品やサービスの創出に取り組む事例が増えていることから企画。県から業務委託を受けたNPO法人BEPPU PROJECTが企画・運営する。

 矢島さんはグッドデザイン賞を中心に多数のデザインプロモーション業務を担当。東海大教養学部、九州大芸術工学部、東京都立大大学院、武蔵野美術大で非常勤講師。毎日デザイン賞調査委員。

 セミナー会場は宇佐文化会館ウサノピア(10月6日)、日田市民文化会館パトリア日田(10月7日)、臼杵市民会館(11月17日)、豊後大野市総合文化センター(11月18日)、さいき城山桜ホール(12月1日)、日出町中央公民館(12月2日)で、県内を巡る形で開催する。

 各会場とも14時30分から。矢島さんが事例紹介と質疑応答を行うほか、BEPPU PROJECT代表理事の山出淳也さんによる県内の事例紹介もある。個別相談は16時からで1社約15分。

 対象は大分県内の中小企業で、1人1会場まで。定員は30人で先着順。個別相談は事前申し込みが必要。締め切りは各会場とも開催前日まで。ホームページの専用フォーム、電話、メール、ファクスで申し込む。参加無料。

 BEPPU PROJECTの担当者は「矢島さんは見聞が広く、事例の引き出しも多い。ステップアップを目指している中小企業の方に聴いてほしい」と呼び掛ける。

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