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大分・由布市で「牛喰い絶叫大会」 ユーモアたっぷりのメッセージ、叫ばず爽やかに

子供から大人まで19人が思いの丈をぶつけた「由布院牛喰い絶叫大会」

子供から大人まで19人が思いの丈をぶつけた「由布院牛喰い絶叫大会」

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 広大な牧草地で県産の高級和牛を食べて思いの丈をマイクにぶつける「由布院牛喰(く)い絶叫大会」が10月2日、由布市湯布院町川上の並柳牧場で開かれた。子どもから大人まで19人のユーモアたっぷりの「爽やかな」メッセージに、会場は笑い声に包まれた。

大人の部の絶叫大賞を受賞した前田さん

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 由布院温泉観光協会による秋の風物詩で47回目。事前に予約した約140人が来場し、グループごとに「おおいた和牛」をバーベキューで味わった。大会には子ども(小学生以下)の部に5人、大人の部に14人が参加。新型コロナウイルスの感染拡大防止で昨年に続き声の大きさではなくメッセージの内容で審査した。

 参加者は来場者から離された場所に設置されたステージにフェイスシールドを付けて登壇。子どもの部では「母ちゃん僕にいつもやせろって言ってるのに、ご飯でめっちゃ太るもんだしてくるの、なしか!」「運動会頑張るぞ」、大人の部では「40過ぎの娘が彼氏を連れてきた」「尿管結石で入院してたけど、今日来れてよかった。まだ石は残ってます」などと、身の回りの出来事などを次々と「報告」した。

 大人の部の絶叫大賞は「去年までのがん治療をすべて終えました。やっと髪の毛が生えました!」と叫んだ熊本市の前田朗子さんが受賞。来場は2年ぶりで「ちょうど緊急事態宣言が解除されたので来ることができた。髪の毛が生えた感動をみんなに伝えたかった」と喜んだ。

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