大分の乳製品メーカー「九州乳業」(大分市廻栖野)と「靴下屋」などをチェーン展開する「タビオ」(本社・大阪市)が3月5日、牛乳パックのデザインをワンポイントで入れたコラボ靴下の販売を始めた。靴下屋アミュプラザおおいた店と「九州乳業オンラインショップ」で購入できる。
牛乳のコラボソックスを販売する「靴下屋」アミュプラザおおいた店
「地域に愛されるブランド」を目指す両社が、「明るく、楽しい話題で大分を盛り上げたい」と企画した。
デザインに「みどり牛乳」とコーヒー牛乳の「ラクトコーヒー」を採用。ロゴマークと商品名が入った1リットルパックを4センチ×1.5センチ大の刺しゅうで表現した。
同店では売り場の一角にコーナーを設置。植高優佳店長は「とにかくかわいい。女子高生や若い世代に受けそう」。九州乳業マーケティング部次長の堀朋子さんは「ロゴマークとオリジナルのラインも含めて細部にわたって表現してくれた。百点満点」と言う。
靴下の色合いは「みどり牛乳」版はホワイト系で「ラクトコーヒー」版はブラウン系。それぞれ3種類(レディース用2種、メンズ用1種)を用意している。植高店長は「厳選した糸を使い、国内で製造している。履き心地と耐久度には自信がある」と話す。数量限定販売で価格は770円~1,100円(ネット通販は送料込みで1,155円~1,485円)。
「みどり牛乳」は1964(昭和39)年に生まれた同社の筆頭ブランド。「ラクトコーヒー」も前身の販売開始から半世紀以上が経っている。堀さんは「2つとも古くから地域に愛されてきた。大分発のプレゼントや贈り物用にもぴったり」と話す。