アーバン・アートを紹介する「ドイツ・ミュンヘンMUCA展~バンクシーからカウズまで~」が現在、大分市美術館(大分市上野、TEL 097-554-5800)で開かれている。
アーバン・アートは、現代の都市空間で発達した視覚芸術。壁や建物、道路や橋などの公共物に描いた芸術で、作品によっては政治的、社会的メッセージの要素も含んでいる。
MUCAはヨーロッパ最大級の現代アートを収蔵する美術館で、今回はバンクシーのほか、カウズ、インベーダー、JR、ヴィルズ、シェパード・フェアリー、バリー・マッギー、スウーン、オス・ジェメオス、リチャード・ハンブルトンの絵画や彫刻など70点を並べている。
バンクシーの作品は2カ所に分けて17点を展示。デザインを切り抜いた型紙の上からスプレー塗料を吹きかけて作るステンシル・アートのほか、大型の油彩画や日本初上陸の立体造形なども並ぶ。
開催時間は10時~18時。観覧料は、一般=1,800円、大学生・高校生=1,500円、中学生以下無料。10月9日まで。9月11日・19日・20日・25日は休館。