大分市の田ノ浦ビーチ(大分市神崎)で現在、サルスベリの花が見頃を迎えている。
サルスベリは落葉樹の小高木。夏から秋にかけてピンクや白の花を咲かせる。サルでも滑るほど幹の表面が滑らかでツルツルしていることが名前の由来とされる。長い間に花を咲かせることから百日紅とも呼ばれる。
田ノ浦ビーチには休憩所やベンチなどが並ぶ遊歩道沿いに数十本が植えられている。国道10号側からも見ることができる。
大分市は7月29日から連日の猛暑日続き。8月5日も青空の下、海水浴を楽しむ親子連れなどでにぎわった。大分市内から訪れた40代男性は「暑さから逃れて海に来た。サルスベリの涼やかさにも癒やされる」と話していた。
同ビーチの遊泳期間は8月31日までだが、サルスベリは9月以降も楽しめる。