大分の高崎山自然動物園(大分市神崎、TEL 097-532-5010)で2月11日、初代名誉ボスザル「ベンツの日~ベンツの歴史はここから始まった~」が開催される。
高崎山で初めて2つの群れ(B群、C群)のボスを経験したベンツ。一昨年9月には行方不明になるものの保護され復帰。そこで再びボスに復帰するなど「伝説のボスザル」の威厳を見せていた名誉ボスザル「ベンツ」。同日はベンツがC群のボスザルとなった日で、「これをきっかけに高崎山始まって以来の伝説が始まった。記念すべき日に何かしたいと職員で企画した」と入園係の浅野さん。
おさる館3階の会場ではベンツの未公開画像を含む約20~30点の展示を予定している。ベンツの講話(先着40人)は「初代名誉ボスベンツの猿生について」の演目で楽猿案内人の木許さんが講師を務める。その後、サル寄せ場で「ベンツゆかりの場所探訪」として、ベンツがC群のボスになる前によく居た場所などを解説付きで案内。寄せ場会場では、未公開映像や「第1回ベンツカップ」としてベンツが荒々しい時代によく見られた姿などを競技にして競うイベントや、高崎山公認キャラクター「たかもん」と尻相撲対決などを予定している。ベンツカップの上位者には非売品のベンツストラップなどの進呈を予定。
浅野さんは「この機会に高崎山に多くのお客さまに来園してもらいたい。そして名誉ボスのベンツをさらに知ってもらえれば」と来園を呼び掛ける。
入園料は、大人・高校生=510円、小中学生=250円。