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大分で「フューチャーセッション」 ネットワーキングパーティーも

「私たちの地域の未来を紡ぐフューチャーセッション」をPRするハイパーネットワーク社会研究所の中内さん

「私たちの地域の未来を紡ぐフューチャーセッション」をPRするハイパーネットワーク社会研究所の中内さん

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 大分県消費生活・男女共同参画プラザ(大分市東春日町1)で1月13日、「私たちの地域の未来を紡ぐフューチャーセッション」が開かれる。主催はハイパーネットワーク社会研究所(大分市東春日町、TEL 097-537-8820)。

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 地域が抱える身近な問題などテーマを変更して開催される同ワークショップは今回で17回目。同研究会では新たに「地域ネットワーク型コミュニティ研究会」を設立し地域に根差した問題解決の「具体的な取り組みまでを考えたい」と市民・企業・教育機関・自治体・NPOなどに参加を呼び掛け開催する。

 ワークショップには「社会に変革を起こすための場」といわれる「フューチャーセッション」は、意思決定や合意形成のための場ではなく、問いに応じた当事者(ステークホルダー)と非当事者を選び、参加者自身が目的を創り出し、主体的に異なる立場から実行することを促す創意形成の手法を用いる。

 2部制により開催され、第1部レクチャー1では「プラチナ社会に向けての全国での取り組み」として同会の保木純さんが各地域での取り組み事例を紹介するほか、同2では「フューチャーセッションでつくる地域の未来 徳島から、ポートランドから」と題して、徳島大学の吉田敦也教授が徳島での取り組みやポートランドの地域作りなどの研究内容を紹介する。

 第2部フューチャーセッションでは立命館アジア太平洋大学の平井達也准教授をファシリテーターとして参加者と共に実際の地域が抱える問題や新たな魅力など未来を考えアクションを起こせる状況づくりなどについて話し合う。

 同会の中内美晶さんは「私たちの生活の舞台(=地域)は、私たち自身でより良くできるはず。多くの人に参加してもらい、地域を構成する多様な人々(ステークホルダー)と地域の魅力を見つめ直し、一緒に私たちの地域の未来を考えてほしい」と参加を呼び掛ける。「参加者それぞれの考えで会議の内容や動きが変わる。どんな結果になるか運営側もとても楽しみにしている」とも。

 開催時間は、第1部=9時30分~11時(定員100人)、第2部=11時~16時30分(定員60人)。終了後17時から、ネットワーキングパーティーを予定してる(参加費別途)。申し込みは同会のホームページのフォームに必要事項を記入し申し込む。1月11日まで。

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