大分県立美術館前の国道197号線で10月1日、2018年に開かれる国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の開催1年前イベント「おおいた大茶会」が開かれる。
開催まで1年と迫り大分県では20年ぶり2回目となる同文化祭。障害者芸術・文化祭は初めて開催される。県内を5ブロックに分け各地域のテーマを設ける国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭は、「出会いの場」(大分市、別府市、由布市)、「祈りの谷」(豊後高田市、杵築市、宇佐市、国東市、姫島村、日出町)、「豊かな浦」(佐伯市、臼杵市、津久見市)、「耕す里」(竹田市、豊後大野市)、「水の森」(中津市、日田市、玖珠町、九重町)と位置付け、多彩なプログラムを用意する。
1年前イベントは、大分県立美術館OPAM前の国道197号線歩行者天国をメインに同美術館、iichiko総合文化センターを会場とする。メインステージでは5ブロックに分けた地域それぞれの伝統芸能ステージや、FM大分公開収録、歌手のMay Jさんによるミニライブなどを予定する。そのほか、市町村PRブースやストリートパフォーマーも参加し会場を盛り上げる。
国民文化祭実行委員会事務局は「来年の本大会に向け『県民総参加』となるよう機運を盛り上げていきたい。県と市町村が一体となり、しっかり準備を整え、良いイベントになれば」と意気込む。
前回の大分での国民文化祭は延べ約88万人が訪れ、ここ数年は100万人程度で推移している。「来年はそれを上回る動員を目指す」と言う。