自転車競技の祭典「OITAサイクルフェス!!! 2017」が10月14日・15日の2日間、大分いこいの道周辺・大銀ドーム周辺で開かれる。主催は全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)
大分市が目指す自転車が似合う街「バイシクルフレンドリータウン創造事業」の一環として始まった同イベントは今回で4回目。
14日は市内中心の大分いこいの道で市街地を短距離(1.1キロ)で周回する「クリテリウム」を開催する。15日に開催を予定する「おおいたサイクルロードレース」はこれまで、大分スポーツ公園に場所を移し大銀ドーム周辺(周回4キロ)を周回するレースだったが、国際自転車連合(UCI)の国際競技に登録され来年から国際大会に認定されたことから、一般公道を利用した1周10キロのコース設定となった。
他の交通を遮断して街中に作られた短いコースを何度も周回するレース「クリテリウム」は中心市街地での開催は全国でも珍しく、毎年多くの来場客でにぎわう。全国トップクラスの選手など両日合わせて約500人の以上の参加を予定する。
15日に開催を予定している小学生以下対象の「ウィーラースクール」(定員50人)では、自転車の利用促進やルール、マナーの向上を目的に開く。
会場には、唐揚げなど県内のグルメが軒を連ねる「おおいたグルメブース」、全国のグルメが集まる「全国グルメブース」、「協賛各社ブース」など約30店が軒を連ねる。自転車ロードレースの元プロ選手で大会ディレクターの栗村修さんや、自転車好きとして知られるお笑い芸人安田大サーカスの団長安田さんなどをゲストに迎える。
大分市都市交通対策課の黒枝さんは「昨年以上のハイレベルなレースを楽しめる。来年国際大会としての開催にもつながるよう準備している。自転車イベントを通じて、マナーやルール、利用促進につながるとともに、自転車の似合う街『バイシクルフレンドリータウン』を目指して、さらなる利用促進や自転車のルール・マナー啓発につながれば」と期待を寄せる。
開催時間は、14日(おおいたいこいの道クリテリウム)=9時~15時30分(終了後に表彰式を予定)、15日(サイクルロードレース)=8時~17時(同)。