大分のコンパルホール(大分市府内町1丁目)3階多目的ホールで10月28日、「おおいたワールドフェスタ」が開かれる。
10月6日の「国際協力の日」にちなみ、大分市とJICA九州が10月を「おおいた国際協力啓発月間」として企画した同イベントは今年で3回目。
同月間の実施は12回目で、「市民に国際意識を高めてもらうこと」を目的に10月中はNPOなどの民間団体がさまざまな国際的活動を展開する。
会場では「世界の音楽に触れよう」「県内留学生スピーチコンテスト」などのステージイベントを予定するほか、大分・別府からベトナム料理店、イタリア料理店など計4店が軒を連ねる。各団体の国際的な取り組みをPRする「国際関係団体ブース」も設ける。
参加無料のワークショップではハロウィーン風フェイスペイントやかぼちゃのランタン作りなど時期に合わせた世界の文化を体験できる6種類を用意する。そのほか、「世界を旅するスタンプラりー」では5個のスタンプを集めることにより世界のお菓子を進呈(数量限定)する。商店街との連携イベント「FUNAIハロウィーン2017」「おおいたワールドマーケット」との同時開催も予定する。
大分市文化国際課の奈良遼太さんは「同月間のメインイベント。コンパルホールで異文化を知り体験して国際意識を高めるきっかけになれば。国際交流や国際協力を実施する団体が増え多くの人の意識向上につながれば」と期待を寄せる。「ワークショップではハロウィーンコンテストに出るためのペイントもできる。多くの人が参加し仮装して中心市街地がハロウィーンイベントで盛り上がれば」とも。
開催時間は10時30分~17時30分。参加無料。