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大分・臼杵で秋恒例「うすき竹宵」 中心地に竹ぼんぼり2万本

「うすき竹宵」街並みに並ぶ竹灯籠

「うすき竹宵」街並みに並ぶ竹灯籠

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 大分・臼杵二王座周辺で11月4日から、毎年恒例の秋のイベント「うすき竹宵(たけよい)」が開かれる。

「うすき竹宵」灯篭マップ

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 「臼杵石仏」を造ったと言い伝えられている「真明長者伝説」を再現する同イベントは今年で21回目。期間中には9万人以上の来場者が訪れると言う。

 臼杵市中心部の町並みに約2万本の竹ぼんぼりを設置。竹ぼんぼりは毎年9月ごろから、曜日別に月曜=一般ボランティア、火曜=商店街関係者、水曜=青年会議所、木曜=市役所職員有志、金曜=商工会議所青年部が担当し、約1カ月間制作に取り組む。

 不慮の事故で亡くなったとされる登場人物「般若姫」の御霊(みたま)の里帰りを再現した「般若姫行列」(両日とも儀式=18時40分~、出発=19時~)や、市内中心部の大手門公園をメインに全国的に活躍するしの笛奏者狩野泰一さんによる演奏、地元臼杵出身のアーティストしんいちさんが結成したバンド「ステレオ少年」のライブのほか、メインにはNHK大分放送局とのコラボレーションステージ「東儀秀樹×般若姫伝説」を予定。さまざまな催しを用意する。

 プロの竹工芸作家やボランティアスタッフが無数の竹を組み合わせて制作した「竹のオブジェ」は市内29カ所に設置している。

 臼杵市産業振興課の北山慧(けい)さんは「実行委員会運営により、おかげさまで21回、20周年目の開催ができた。城下町の石畳に幻想的な竹灯籠の光が街全体を覆う。日中の街並みもとても良い。多くの人に訪れて見てもらいたい。うすき竹宵をきっかけに臼杵の観光振興につながれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は21時まで。ぼんぼりの点灯は日没から随時行う予定。点灯器具を持参すれば明かりをともすこともできる。11月5日まで。

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