大分大学などを会場に来年1月に開かれる「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議オープンカレッジin大分」のチケット事前販売が11月11日、大分市役所第2庁舎(大分市荷揚町2、TEL 097-534-6111)などで始まった。
文化・芸術の振興および地域の活性化を目的に開かれる同イベント。 1月26日~28日の日程で、総勢約150人の著名人が文化、芸術、経済、スポーツなどの81講座を開くほか、シンポジウム、ファッションショー、コンサート、卓球大会などを実施する。
チケットは「入楽料」として1枚500円で販売、1つの講座やイベントにつき1枚が必要となる。講座の定員は50人~310人と教室ごとに異なり、各講座先着順で締め切る。
11日は10時の販売開始前に約150人が詰め掛け、庁舎外にも長蛇の列ができた。ネット回線を利用した全国一斉販売の予定だったが、サーバートラブルに見舞われ、市役所では約1時間30分遅れの11時30分から取り扱いが始まった。列の先頭に並んだ市内の女性は「ホリエモン(堀江貴文さん)を間近で見たくて6時30分に来た。約5時間待たされたながらも目的のチケットを入手できてほっとした」という。
大分東明高校の社会・情報学講師の鈴木真紀さん(44)は、経営戦略コンサルタント・堀紘一さんらの「これでいいのか?日本の教育」や脳科学者・茂木健一郎さんらの「AIとベーシックインカム」など自身と関連した講座を選択。「ずっと前から楽しみにしていた。来年が待ち遠しい」と笑顔で話した。
大分市企画部文化国際課の廣瀬正具課長は「大分の文化・芸術の振興はもちろんのこと、全国からたくさんの人が来るので、観光といった面でも期待したい」と話す。
チケットは、大分市役所では平日は本庁舎5階の文化国際課、11月12日、18日、19日は第2庁舎1階で販売する。販売時間は8時30分~17時15分。チケットぴあ店舗、セブンイレブン、ファミリーマートでは1枚につき手数料108円がかかる。このほか自動応答電話予約(TEL 0570-02-9999)、チケットぴあのインターネット予約では1枚につき324円の手数料が必要となる。
同時開催の中高生を対象とした職業解説講座は無料(事前申し込みが必要)。講師と飲食を楽しむ「夜会」については12月上旬に概要の発表を予定する。