大分の高崎山自然動物園(大分市神崎、TEL 097-532-5010)で11月18日、恒例イベント「高崎山無料の日」が開かれる。
来場者感謝デーとして、高崎山のキャラクターで宣伝部長の「たかもん」の誕生日「11月の第3土曜日」を入場無料としている同イベントは今年で9回目。例年4000人~5000人が来場し、9000人訪れた年もあるという。
今年は、大分出身の俳優・石丸謙二郎さんが一日園長として来園。10時40分の任命式の後、11時からサルへの餌やり係や臨時ガイドとして任を果たし、来場者を楽しませる。
催し物は、サルと一緒に写る記念撮影会(9時10分、15時40分)、サルの体重当てクイズ(10時10分)、○×クイズ(13時10分)、同園マスコットキャラ「たかもん」との尻相撲(13時40分)など。11時40分からの「たかもんの誕生日会」では、高崎山の宣伝隊として活動する「たかもんガールズ『PEAKL(ピークル)』」が歌とダンスを披露する。抽選で高崎山のカレンダーなどのオリジナルグッズが当たるミッションゲームも予定する。
今年生まれた子ザルはB群100頭、C群91頭。5月の公募で名前が決まったピコを含めた人気子ザルたちが来場者を出迎える。1月の「総選挙」で圧勝したシャーロットや2位のリオなどの「アイドル」も。
大分市高崎山管理公社の江川順子さんは「秋は、母離れした子ザルたちが仲良く遊び始める時期で、大人は顔と尻を真っ赤にして求愛行動する恋愛のシーズン。イベントを通してサルの生態に興味を持ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。
営業時間は8時30分~17時。