大分スポーツ公園・大銀ドーム(大分市横尾)の多目的広場で12月16日、青空マーケットが開かれる。
市内で雑貨店を営んでいた中晴紀子さんが「頑張っている店舗同士で協力して何かを作り上げよう」と始まった同イベントは今回で15回目。2010年冬から、春と冬の年2回開いている。第1回から裏方としてサポートを続ける山内恵美さん(47)が「毎回、本当に出てほしい、知ってほしいと思うお店だけに声を掛けている」という質の高さもあり、回を重ねるごとに来場者も増え、最近では1万人を超えることもあるという。
今回は雑貨、服飾、カフェ、パン、菓子、花などの36店舗が出店。それぞれが普段取り扱っている売れ筋商品やイベント限定メニューなどを持ち寄る。新参加は地元のカフェ2店とイタリア料理店、福岡のハンバーガーショップの4店。
本来は10月29日に開く予定だったが、台風22号の接近に伴い延期されていた。開催が1カ月以上ずれ込んだことで、各店舗の出展品も様変わりするという。「シーズン的に服飾系はアウターもの、雑貨のお店はクリスマスものが並び、飲食店は温かいドリンクや食べ物が増えそう」と山内さん。
会場は広大な芝生エリアとなっており、テントを張って終日イベントを楽しむ家族連れも増えているという。山内さんは「とにかくすてきなお店ばかり。食べて、飲んで、見て、触って、時間をかけてゆっくり遊んでいってほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。入場無料。問い合わせは、カフェ「トロワルウ」(春日浦、TEL 097-547-8860)まで。