大分・日出町で現在、カレーの食べ歩きイベント「2018ひじカレーラリー」が行われている。
同町の特産品「城下かれい」の「カレイ」と「カレー」をかけ、毎年この時期に行っている同イベントは今回で3回目。町内の飲食店19店舗が参加し、オリジナルのカレーメニューを提供する。
参加者は、参加店舗のカレーを食べて専用パンフレットにスタンプを集め、3個以上ためると「ホテルソラージュ大分・日出ペア宿泊券」「城下かれいフルコースペア食事券」など、商品が計50人に当たるラリーイベントに応募できる。
同イベント事務局によると、集めたスタンプ数によって上位商品への当選期待度が上がるほか、全19店のメニュー制覇者にはカレーラリー特製の竹製スプーンを進呈する。3個ためた時点で観光交流施設「二の丸館」(速見郡日出町日出)に持ち込むと「ハーモニーランドペアパスポートチケット」などが当たる「ガラポンキャンペーン」にも参加できる。
1月5日現在の制覇者は3人で、すでに昨年と同数に並んでいるという。日出町商工観光課の西原千貴さんは「昨年よりも参加店舗が6店舗減っているため制覇しやすくなっている。開催期間も昨年よりも3週間ほど長くなっているので最終的な制覇者もかなり増えそう」と話す。「商品当選者数も30人から50人に増やしているので当たる確率も上がっている」とも。
カレーメニューはすでに定番となった料理から新商品までさまざま。日本料理店の「能良玄家(のらくろや)」は毎年人気の「カレー×カレイのロコモコ」(1,260円、1日10食限定)を用意する。ホテルソラージュ大分・日出のレストラン「Solista(ソリスタ)」は「豊後牛と県産しいたけの特製カレー」(1,404円)を用意する。パン店「ジョルノス・ブレッド&デリ」は、パンの上にカツを載せてカレーをかけて焼き上げた「カツゥカレー(勝つ受かれ)パン」(290円)を縁起の良い新メニューとして提供する。鮮魚と惣菜の店「魚商福住也」はカレー味の「ぎょろっけ」(120円)を提供する。
日出町民に全戸配布した専用パンフレットはA4判の三つ折りタイプ。参加店舗や「二の丸館」などでも設置している。西原さんは「パンや総菜などテークアウトメニューを取り扱う店もあるのでスタンプ3個はすぐにたまるはず。気軽に足を運んでほしい」と参加を呼び掛ける。
3月11日まで。