JR大分駅ビルの商業施設「アミュプラザおおいた」(大分市要町1、TEL 097-513-7120)を運営するJRおおいたシティが1月26日、開業以来初となるリニューアルの概要を発表した。
内装デザインなど一新する「タイムズスクエア」デザインイメージ
2015年4月の開業から間もなく3周年を前に大幅改装を発表した同施設。開業以来延べ6500万人が来場するなど「好調に推移している」と関信介社長は話す。同社では2018年3月からを「第2の開業」と位置付け、「新しさ」「話題性」「日常感」「親しみやすさ」「楽しさ」をキーワードに新規出店22店(大分初出店=17店)、移転・改装3店の計25店を予定。「シティ屋上ひろば」、駅前広場大屋根下の「タイムズスクエア」も刷新する。
新たなライフスタイルを提案するショップをラインアップしたという店舗は、キャラクターショップ「スヌーピータウンショップ・リラックマストア」、デザートバイキング「スイーツパラダイス」、スポーツアパレルやレディスLサイズファッションなど。「こんな店があったらいいな」の声を反映したという。
シティ屋上ひろばには、教育玩具「ボーネルンド」の、全身を使って遊ぶ大型遊具「ぶんぶんメガブロック」を設置する。情報発信と憩いのスペースとして活用していたタイムズスクエアは内装のデザインを変更するとともにイベント設備を追加し、「さらに快適で機能的な空間づくりを目指す」という。
関社長は「開業以来良い意味での『想定外』があった。客数、客層の広さなど他のアミュプラザとも違った。すさまじいスピードで多様化する購買動向、ニーズの変化に対応し変化していかなければならない」と意気込む。
同社ではこれまでの地域、商店街、行政との連携により徐々に活性化する中心市街地で「連携の深度化、広域化などに取り組みさらなるにぎわいづくりに努める」として、今回のリニューアル、3周年を新たなステージとした。「だって、大分LOVE」をキーワードに大分の元気や魅力を日本中に届けると発表。3月にはキックオフイベントの開催も予定している。
リニューアル後のグランドオープンは3月2日(一部オープン日が異なる)を予定している。